安倍総理の通算在職日数、歴代最長記録と「レガシーはあるのか」議論に思う

さる11月20日、安倍総理は、第一次内閣を含めた通算在職日数が2887日となり、これまでの最長記録だった桂太郎氏を抜いて歴代最長となりました。 折しも、総理主催の「桜を見る会」における招待者推薦の不透明な基準問題で、野党や一部マスコミが、鬼の首がと…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路(最終章)

私が社会人になってから52年、結婚してから来年12月で50年になります。その私が社会人になって25年後に会社を辞めました。結婚して22年目です。 結婚した時に、私はいつか自分が会社を辞めるタイプの人間であることを家内に話していました。 ただ、その時誓…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路⑥

会社員生活を辞めて以降の27年間、うち4年間のどん底期間、そんな時でも辞めずに続けてきたことがあります。 それが、終わりなき「訪ね歩き」の旅路のゴールになるであろう、仕込みのための作業だったことになります。それは「サッカー情報の記録と収集」と…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路⑤

1992年8月から今月で、まる27年、会社から決まった月給をもらえる生活を捨てて、自分の稼ぎで生計をたてて行く生活を、10年、20年続けていくことは本当に大変なことです。 何かに踏み出す時、その先、数年ぐらいは見通しを立てて、何とかできると考えて踏み…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路④

1992年8月1日、私は会社員ではなくなり、自分で仕事を作って稼いでいく初日を迎えました。 幸い、知り合いが仕事を用意してくれて、まずは初日から企業訪問です。行先は千葉県芝山町、場所を調べると成田空港が近いところです。 当時、まだネット検索で路線…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路③

1988年夏、私は会社の通常の仕事である表玄関側の仕事に変わりました。表玄関側といっても会社で待っている仕事ではなく、日々、こちらが企業さんのところにアポ取りをして出かけるという仕事です。 この仕事のため、東京都内はもとより、いわゆる首都圏と言…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路②

18歳で就職した私が最初に試みた軌道修正は、大学に入ることです。何のためにという目的を持たず、大学に入ること自体が目的の軌道修正でした。 その軌道修正に10年かかりました。最初は会社を辞めて大学に入ることでした。その目標を共有した会社の同期入社…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路①

このブログは「日本が自信と誇りを取り戻す国になるよう発言していく」ブログですが、ふと我に返り、自分の人生を書き留めておきたいという気持ちになりました。 もう何十年も、そういう書き方をしていませんが、ここに来て、そんな気持ちになったのは、やは…

日本の外交課題は、もは交渉では何一つ解決しない時代に突入している。

日本の西側に位置する隣国と我が国は、絶対に譲れない外交課題を抱えている。 ロシアとは北方領土問題、北朝鮮とは拉致問題、韓国とは竹島問題や解決済の問題の蒸し返し。中国とは尖閣問題や海洋資源の不当採掘問題。 どれもこれも、理不尽な問題ばかりだ。 …

富士山の魅力を語る一人

富士吉田市に賃貸アパートを、富士河口湖町に店舗を借りて、往復する毎日を数ヶ月続け、引き払って都内に戻ってから2度目の冬を迎えている。 先日、三ツ峠からの、雲海の上に浮かぶ見事な富士山の映像がテレビから流れて「ここには登らないで帰ってきたなぁ…

第二次安倍政権と同じ歳月を重ねた当ブログ

新しい年が明け、世は「平成最後の*****」の枕詞一色です。同時に平成の30年間がどういう時代だったかを検証する企画もテレビ、新聞、雑誌等で目白押しです。 確かに平成の時代は、冷たい冬の重苦しい季節に昭和天皇が崩御されたことで始まったことからして…

稲田朋美議員が目指すべき精神的支柱とは。

昨年7月30日の書き込みで私は「稲田朋美さん、宰相を支える精神的支柱をめざせ。」と、ご自身の「宰相への挑戦の終わり」を宣しました。 あれから1年半、その後、苦戦を強いられながら総選挙を勝ち抜き、今年9月の自民党総裁選で安倍さんが3選を果たした後…

どうして、これほど安倍総理の足を引っ張ることにうつつを抜かせるのか!?

安倍総理が総裁3選を果たし、さらに懸案の諸課題解決に邁進できる状況となり、国内的にも国際的にも我が国の先行きに希望が持てるというのに、どうして国内には、これほど安倍総理の足を引っ張ることに血道をあげる勢力がいるのか。 「安倍総理の潰瘍性大腸…

立て続けにアバサウンドシャワー、映画マンマ・ミーア(2)で。

1週間前に、 A B B Aトリビュート公演を観て、今度は映画「マンマ・ミーア ヒア ウィーゴー」を観てきました。 相変わらず「お一人様」です。地元のイオンシネマです。スクリーンが15ぐらいありますから公開中の主な映画は全部上映してるのでしょう。 「マン…

A BB Aトリビュート公演の恍惚と寂寥感

2018年9月17日(日)、新宿文化センターでの A B B Aトリビュート公演を観てきました。( Bの一つを左右にひっくり返して表記しなければならないことは、百も承知ですが、ipadで出し方がわかりませんので勘弁してください。 私は、オリジナルメンバーでの公…

いみじくも産経新聞で山内昌之氏が徳川家康の故事をとりあげていました。

一昨日、7月29日の書き込みで「稲田朋美さん、宰相を支える精神的支柱をめざせ。」という、稲田さんを激励する一文をしたためました。 最後のほうで「今回、徳川家康の故事に倣い、一つの記録を保存したいと思います。徳川家康は生涯唯一と言われている負け…

自衛隊最前線部隊の日報文言と安保法制上の文言を同一に論じて、誰も糺さない愚

稲田防衛大臣と防衛事務次官そして陸上自衛隊トップの幕僚長の辞任に発展した「自衛隊南スーダンPKO活動」の日報問題。 結局のところ、自衛隊の最前線部隊で記録されている「日報」などの中で使われている文言を取り上げて、安保法制が定めている文言と同一…

稲田朋美さん、宰相を支える精神的支柱をめざせ。

2017年7月28日、稲田朋美さんの「宰相への試練の旅」が終わりました。いいじゃないですか。宰相になれなくても日本の政治史に名を刻むことは十分できます。 もっとも、このままフェードアウトしては、今回のことだけが汚点として残ります。安倍さんのように…

「江戸後期」と「明治」はひと続き、追論

さる6月25日付けの書き込みで「「江戸後期」と「明治」はひと続き、同感。」と論じ、翌26日にも加筆した。 前段は「『維新革命』への道」の著者、苅部直さんの主張に同感する形で、後段の加筆は、「司馬遼太郎の『明治』とは何か」と題した、文芸評論家…

稲田朋美さんに無言のムチ

稲田防衛大臣が、野党と反日メディアの攻勢にさらされている。孤立無援状態でサンドバックのように打たれているが、それもこれも稲田さんに政治家として大成して欲しいと願う人たちからの「無言のムチ」だと思う。 稲田朋美を応援する会「ともみ組」の名付け…

「江戸後期」と「明治」はひと続き、同感。

「江戸後期」と「明治」はひと続き。この見出しは、本日付け(2017.06.25)産経新聞文化面「聞きたい」欄に付けられていた。 私たちが、ともすれば、時代のドラスチックな転換、江戸時代は全否定、日本が新たに出発した明治時代ととらえがちなところを、実に一…

日本人の美徳は「トランプ」なんぞに突き崩されはしないと思います。

今日、2016年12月23日の産経新聞朝刊「正論」は、社会学者・竹内洋先生の執筆で「美徳を突き崩す『トランプ現象』」というタイトルがつけられています。 氏の指摘では、これまで日本社会の秩序を下支えしてきたのは、「おてんとさまに恥じない」とか「まっと…

静かな音楽とともに、この先に幸あれと瞑目す

67歳のいま、長年当たり前のように一つ屋根の下で暮らしてきた妻のもとを離れ、単身で新しいチャレンジを始めている。 家のある東京都内より気候が寒いため、朝、昼、晩それぞれに面倒な生活になる。おまけに年寄り現象が現れてきて、頻尿、腰の痛みそして痔…

東日本大震災5年に寄せて

3月11日つまり3.11は、8月6日、8月9日、8月15日と並んで日本人が当分毎年敬虔な気持ちになる日だ。 私は、ヒロシマ、ナガサキそして終戦の日には、必ず祈りを捧げるというところまではしていないが、3.11の午後2時46分の時だけは、これまでのところ、どんな…

平和安全保障関連法案の成立に思う

今国会の最大の法案、「平和安全保障関連法案」が成立した。まぁ、野党・民主党が旧社会党化してしまい、政権を担うという前提の対応をまったくしなくなったのだから、ここ2日の国会のありさまは、自然のなりゆきとも言える。 絶対反対、絶対廃案と叫ぶ勢力…

安倍総理の牽引を支持する多くの声なき声と連帯しながら

戦後70年の総理大臣談話を安倍総理が発表した。国内外からの反応も、いろいろ出揃ったところだ。 そんな中、今朝の産経新聞「正論」欄に長谷川三千子氏が寄稿された。氏は「何もわれわれは好んで謝罪し続けているわけではない。繰り返し謝罪を要求し続けてく…

いま、また主張したい。歴史教育を、来春から2本立てに改革すべし

さる9月15日のこの欄で「歴史教育を、来春から2本立てに改革すべし」と主張した。 文藝春秋2013/10月号が「日中韓100年戦争」という特集を組み、座談会で歴史教育を論じていたことに触発された。 あらためて書くが、「教育が国家100年の大計」であることを、…

「たそがれ清兵衛」「蝉しぐれ」何度見ても日本人であることを幸せに感じます。

昨夜、BS日テレで「たそがれ清兵衛」を放送してくれた。藤沢周平作品のうち「たそがれ清兵衛」と「蝉しぐれ」は、テレビ各局が、入れ替わり立ち替わり放送してくれるので、時々、どこかのチャンネルで見られる。 そして、見るたびに思うのは、例えば清兵衛…

歴史教育を、来春から2本立てに改革すべし

先日、文藝春秋2013/10月号を読んだ。まだ全てを読み終えていないが、メイン特集「日中韓100年戦争」は読んだ。 実は文藝春秋を読んだのは久しぶりである。どれぐらい空白期間が空いたか・・・。 2年ぐらいか、3年ぐらいたったか、細かく調べればわかるが、…

安倍政権の陥穽はどこにあるだろうか

まず迫る消費税引き上げ可否の難しい判断 安倍政権に対する国民の支持が安定的に高く、1週間後の参議院選挙も勝利できる見通しだ。 基本的に「ねじれ」が解消できるという、国際的にも、国民経済的にも重要な担保が得られるのがいい。 おそらく国民の過半数…