富士山の魅力を語る一人

富士吉田市に賃貸アパートを、富士河口湖町に店舗を借りて、往復する毎日を数ヶ月続け、引き払って都内に戻ってから2度目の冬を迎えている。

先日、三ツ峠からの、雲海の上に浮かぶ見事な富士山の映像がテレビから流れて「ここには登らないで帰ってきたなぁ」と思わず呟いた。

ぐるり富士山を、一重ならず二重に回り、富士山の絶景ポイントを制覇する目標からすれば、この三ツ峠からの絶景と、田貫湖からのダイヤモンド富士忍野村の茅葺家屋に降り積もった雪景色越しの富士、そして西伊豆戸田からの海越しの富士ぐらいが、残ったポイントだと思う。

静岡日本平からの富士も、まだなので見てみたい。

遠いところからの眺望だけど十分絶景なのは、一つは東海道線・平塚と小田原のあいたにある二宮駅からすぐハイキング登山道に入れる吾妻山、その山頂に咲き誇る菜の花畑越しに見る富士、日当たりが良いところなので、毎年1月末には開花するため、かならずといっていいほど「春を告げる風景」として新聞、テレビで紹介されるポイントだ。

あいだに山地、丘陵をはさまないところからの絶景ポイントは、比較的制覇していると思う。
河口湖、富士吉田、山中湖エリアでは、河口湖天上山からの眺望、富士山が目の前なので圧倒的。