来年こそ、戦火が収まり戦地の人々に安らかな日々が戻りますよう。

今年は年の初めからウクライナでの戦争が続き、来る日も来る日も戦地の人々の悲惨な姿を見て、何もできない自分たちの無力感、無常感を嘆く日々が続いたいたところに、追い打ちをかけるようにパレスチナ・ガザ地区での戦争が勃発しました。 19世紀の時代でも…

安倍晋三氏を「偉大な政治家」と称賛するのは日本より欧米が先になることでしょう。

2023年秋から暮れにかけて、自民党最大派閥の安倍派による政治資金収支報告書不記載問題が、連日メディアの中心になり国家安全保障問題や国際社会における日本の役割についての議論は、どこかに消えてしまいました。 例えばテレビメディアで言えば、地上波各…

自由主義陣営の先進国指導者の劣化を思う「憂うつ」

安倍晋三元総理が暗殺されてから1年余り。かえすがえすも大切な人材を失いました。 日本だけではなく、世界にとっても失ったことの悔恨が日々大きくなっています。 安倍晋三氏は、元総理ということではなく、必ずや三度目の登板を日本はもとより世界が求める…

テレサ・テン「別れの予感」のこと

半年ぶりぐらいで「一人カラオケ」に行きました。あまり歌わないでいると、何かの時に歌おうとしても、変なことになりそうで、意を決して行きました。 遠い場所でもなく、行こうと思えばいつでも行けるところにありながら、しかも忙しいわけでもないのに、結…

「安倍晋三演説全集」のこと

本日、11月4日、月刊Hanada編集部が企画して飛鳥新社から予約販売された「安倍晋三MEMORIAL」が郵送で届きました。記念にしまっておきます。 今回は、月刊Hanada誌上などでの予約募集ということで、書籍の出来上がりイメージをよく確かめずに注文したことか…

岸田さんのあと、総理は二人まで予測しておきます。あと10年生きていられたら確かめられますね。

前の書き込みで、安倍元総理の歴史的評価について「私はあと10年も生きられるかどうかという余命ですが、それでも、その頃すでに安倍さんの歴史的評価は揺るぎないものになっているに違いありません。」と書きました。 それで「あと10年生きていられたら」と…

「安倍さんの国葬に100万人連れだって」自からギブアップでした。お詫びします。

前回の書き込みで「安倍さんの国葬に100万人連れだって参列しましょう」と音頭をとりました。 ところが昨日の当日、肝心の自分は仕事が入ってしまい、一般献花に使える時間が2時間ぐらいに減ってしまったのです。 それでも大丈夫かなと思いつつ、半蔵門駅に…

安倍さんの国葬に100万人連れだって参列しましょう。是非論は消えますから。

2022年9月27日(火)に行われる安倍元総理の国葬に、当日、雨が降ろう強風だろうと、心ある日本人が連れ立って参列しましょう。 もちろん、武道館に入れるわけではありませんが、警備上の立ち入り禁止区域の外の公園などの敷地までは行きましょう。北の丸公園…

今後、歴史上の人物として安倍晋三を語る時、語られるであろう松陰の言葉

安倍元総理の密葬で挨拶された、昭恵夫人の「吉田松陰の言葉」、これは、今後、歴史上の人物として安倍晋三を語る時、必ず語られることになるだろうと感銘を覚えました。 「10歳には10歳の春夏秋冬があり、20歳には20歳の春夏秋冬、50歳には50歳の春夏秋冬が…

菅義偉元総理、あなたに頑張っていただくしか途がありません。

安倍元総理が暗殺されてから、失ったものの大きさが日に日に増してくるばかりです。 論壇は「日本は羅針盤を失い漂流してしまうかも知れない」と嘆いています。 確かに安倍さんのような、生まれながらの偉大な政治家の出自と資質を兼ね備えた人など、100年に…

【追悼】 安倍元総理、志半ばで斃れ、日本は大切な人を失ってしまった。

安倍晋三元総理が参院選挙応援演説中に暗殺されました。銃弾が自らの身体を打ち抜いた時、何かを思う暇があったかどうか、おそらくなかったと思いますが、志半ばで斃れ、無念であったでしょう。 安倍元総理が無念であったと同様に、私たち日本人も大切な政治…

ウクライナの状況を見て、自国防衛に対して何も手を打たない日本よ、日本国民よ。

ロシアのプーチン大統領はウクライナ侵略戦争を始めました。 対するウクライナは自国防衛の軍備が足りず、同盟国も持たない状況でしたから、ロシア軍に蹂躙されるままになっています。 77年前、日本は同じ目に合っています。太平洋戦争の終結に向けて無条件…

大瀧詠一というアーティストのことについて

昨夜、2021年8月28日夜、NHK-BSで「我が心の大瀧詠一」という90分番組の再放送がありました。 今年4月にも放送されたようで、観た記憶があるようなないような、です。観たとしても何かをしながらだったかも知れません。 今回は、他に何もせずに観ましたので…

「国の誇り」を取り戻すことは急務、国内の「自国を貶める勢力」とも戦わなければならない。

8月15日の終戦の日にあたって、いくつかの寄稿を読んだ。もっとも購読紙が産経新聞のみなので、それに掲載されたものだけだが・・・。 数学者でベストセラー「国家の品格」の著者・藤原正彦氏は「ワクチンを恵まれる屈辱 戦後76年、誇りを失った日本人は気づ…

台湾がIT先進国であることを身を持って体験しました。それにひきかえ日本は・・・。

よくIT先進国、デジタル先進国という言い方で国際ランキングが出されています。 日本は、アジアの近隣国と比べて低いランクにとどまっているようで、何が遅れていて何が足りないのかまでは、よくわかっていませんでした。 ところが最近、ある出来事を通じて…

ネットに載っていた「現代ビジネス」の政権批判記事、これは世間では「フェイクニュース」

8/16(月) 8:01配信の「現代ビジネス」「五輪を強行した日本のリーダー」と「太平洋戦争に突っ込んだリーダー」はこんなに似ていた、の記事。 内容は現政権批判記事だが、世間では、こういうのは「フェイクニュース」と区分している記事だ。 カントや丸山眞男…

アメリカの衰退と中国の変化、どちらが先に、あと何年先に。

国際政治を的確に喝破されている宮家邦彦氏が産経新聞に「宮家邦彦のWorld Watch」という連載を執筆されている。 8月12日のテーマは「4つに分断、米社会の深刻さ」 すなわち、アメリカ社会は、従来の共和、民主両党勢力の対立から両党内部でも分断が始まって…

七つの海を制した大英帝国と、世界へ出て一敗地に塗れた日本との違い

月刊WiLL2021年7月号「HeadLine」企画で、ロンドン在住の谷本真由美氏が書いておられた「日本人のための目覚まし時計(アラームクロック)・政治家と役人が腹をくくったイギリス」という寄稿に同感でした。 コロナウィルスワクチンの接種をいち早く進めたイギ…

「安倍晋三という政治家」の出番は、日本の危機において必然だ。

2日前に「習近平の北京五輪とヒトラーのベルリン五輪、その同質性にもとづく危機感」と題して、来るべき中国の日本への復讐行動を止めうる複数の強力なリーダーの出現を願望した。 その前の書き込みは、10ケ月も前で安倍総理の辞任を予感した上で、「唯一の…

習近平の北京五輪とヒトラーのベルリン五輪、その同質性にもとづく危機感

最近掲載された産経新聞【モンテーニュとの対話 「随想録」を読みながら】のテーマは、「民族の弾圧・虐殺…ベルリン五輪前夜のごとし」だった。 新聞掲載が何日だったか、見つからなくてweb産経newsを頼りにしていたら、4月3日付けで、その記事がアップされ…

安倍総理、もう限界ですか? 河井夫妻問題が致命傷になりますか?

モリカケ問題、桜を観る会の件、黒川検事長の件、そして河井夫妻問題、ずっと「安倍総理!お答えください」と声を荒げて質問される事柄が続いています。 途切れることのない、こうした状況に、どうしても私たちは「安倍総理、もう限界ですか? この河井夫妻問…

自由世界共通の価値観を持つ国が、必ずしも「中国NO」とは限らない暗澹たる状況の中で

いま月刊Hanada 2020年7月号を読んでいます。この中に思わず暗澹たる気持ちにさせられたレポートが掲載されていました。 ドイツ在住の作家・川口マーン惠美さんのレポートです。「独大衆紙が習近平に宣戦布告」と題したレポートで、読んでいて最初のうちは「…

米中対立激化の中で、日本は、自由主義世界共通の価値観をどうリードしていくのか。

前回の書き込みで「安倍総理の心が折れてしまったように見えます」と書き込みました。 日本の政局が動きだしそうな気配です。けれども、そんなことを始めて、本当にいいのでしょうか? 過去に日本は、1989年から2012年、まさに平成の始まりとともに四半世紀近…

安倍政権は、官僚機構の伏魔殿との闘いに疲弊してしまったようです。稲田さん、総理を支える役割の出番です。

本日は、2020年5月11日。今日も国会審議で安倍総理は、野党各党からの「質問」というより詰問攻めに合っていて、その答弁姿は、どこか投げやり、心ここにあらずといった感じを受けました。 おそらく安倍総理は、心が折れているように思います。体調がすぐれ…

一生の間に一度も災厄に見舞われずに人生を終えるということの難しさでしょうか? 武漢ウィルス禍

中国・武漢から拡がった新型ウィルス禍は、文字通り全世界に拡散して、終息の見通しどころか、さらにどれだけ拡大するのかすらわからない猛威です。 各国首脳が相次いで「戦争状態にある」と表明するなど、まさに世界中を巻き込んだ戦争の様相を示しています…

「フォリー・ベルジェーヌの酒場にて」の憂鬱

「フォリー・ベルジェーヌの酒場にて」 「酒場にて」の部分を「バー」としている文献が多いのかも知れませんが、私は頑として「酒場にて」で行きます。 画家エドワール・マネの晩年の作品、英国ロンドン・コートールド美術館に所蔵されているこの絵が、私の…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路(最終章の次章)

一旦筆をおいたつもりの、わが人生終わりなき「訪ね歩き」の旅路。 一つ大切なことをやり残していることに気が付きました。それは母方のルーツ探しです。 両親は、その親の世代が台湾に渡った関係で、ともに台湾で生まれ育ち、出会い、結婚しました。 結婚し…

安倍総理の通算在職日数、歴代最長記録と「レガシーはあるのか」議論に思う

さる11月20日、安倍総理は、第一次内閣を含めた通算在職日数が2887日となり、これまでの最長記録だった桂太郎氏を抜いて歴代最長となりました。 折しも、総理主催の「桜を見る会」における招待者推薦の不透明な基準問題で、野党や一部マスコミが、鬼の首がと…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路(最終章)

私が社会人になってから52年、結婚してから来年12月で50年になります。その私が社会人になって25年後に会社を辞めました。結婚して22年目です。 結婚した時に、私はいつか自分が会社を辞めるタイプの人間であることを家内に話していました。 ただ、その時誓…

終わりなき「訪ね歩き」の旅路⑥

会社員生活を辞めて以降の27年間、うち4年間のどん底期間、そんな時でも辞めずに続けてきたことがあります。 それが、終わりなき「訪ね歩き」の旅路のゴールになるであろう、仕込みのための作業だったことになります。それは「サッカー情報の記録と収集」と…