安倍総理、もう限界ですか? 河井夫妻問題が致命傷になりますか?

モリカケ問題、桜を観る会の件、黒川検事長の件、そして河井夫妻問題、ずっと「安倍総理!お答えください」と声を荒げて質問される事柄が続いています。

 

途切れることのない、こうした状況に、どうしても私たちは「安倍総理、もう限界ですか?  この河井夫妻問題が致命的になりますか?」と、問いかけざるを得なくなります。

 

それはまた、日本を取り戻し、世界において誇りある立場を占めていこうとする私たちの願いの消滅を意味するのではないかと、絶望的な気持ちになります。

 

せっかく、次のG7では、自然と安倍総理がリーダーシップを求められる立場に立つ段階まで漕ぎつけてきた日本の国際社会での立ち位置、それが安倍総理の終焉とともに、水泡に帰すかと思うと、残念でなりません。

 

今回の河井夫妻問題では、安倍総理の私怨(対溝手氏)が行き過ぎたのではないかと感じさせることがあり、これまでの問題とは、ちょっと性格が違うように思います。

 

そうしたことは、どうしても内閣支持率離れにつながり、なかなか回復が難しいと感じています。そのために致命傷になるのでは、と問いかけたいわけです。

 

もし、そうした中で、秋から冬にかけて衆院解散という強硬突破に出ても、一敗地に塗れることは必然です。

 

ですから、決してそうした策はとらないでいただきたいのです。ではどういう手があるか、起死回生の策とは何か、唯一の道は、あくまで国際社会での立ち位置を保てる政治家への後継指名です。

 

それは誰か、思い当たりません。なにしろ8年間も国際社会での日本の顔を務め続けた安倍総理です。ほかに国際社会で認知度があるのは麻生副総理だけです。

 

私は、麻生副総理は年齢的にも先が短いと思うし、発言がべらんめえ過ぎて、安倍総理の代わりは務らないと思っていましたが、そこが意外な盲点になっていたかも知れません。

 

もはや、麻生副総理に返り咲いてもらうしか、選択肢がないように思います。安倍総理だって返り咲いた時は、誰もが「本当に大丈夫だろうか」という気持ちが半分で出発したと思います。

 

麻生さんなら国際社会での立ち振る舞いも大丈夫でしょう。この人は若い時は粗削りがひどかったのですが、歳を重ねるほど削れてきているのがわかります。

 

今回は書きながら結論を出した感じです。安倍さんの次は麻生さんで決まり、です。

ずいぶん気持ちが楽になりました。自分が変われたからでしょう。発想を大きく転換できてこそ展望が開けます。