A BB Aトリビュート公演の恍惚と寂寥感

2018年9月17日(日)、新宿文化センターでの A B B Aトリビュート公演を観てきました。( Bの一つを左右にひっくり返して表記しなければならないことは、百も承知ですが、ipadで出し方がわかりませんので勘弁してください。

私は、オリジナルメンバーでの公演は見たことがない「アバマニア」ですが、10年ぐらい前に、一度公演を観たことがあります。

今回のトリビュートバンドではないと思うのですが、十分に堪能しました。やはり、それぐらい間隔が空くと、どんなバンドでも観に行きたくなります。

それにしてもアバファンは多いです。新聞の文化面に書いてありましたが、エルビス・プレスリービートルズと同じ、時代を超えて愛される存在、まさに、その通りです。

日本では、まだ、プレスリービートルズのような認知度がないと思いますが、ワールドワイドではそうなのだ、ということです。

新宿文化センターにも、我々の世代(要するにジジババ世代)だけではなく、あらゆる世代が目につき嬉しくなります。

公演には一人で行ってます。劇団四季の「マンマ・ミーア」も映画版「マンマ・ミーア」も一人です。できれば、同じように楽しみを共有できる人と一緒に観たいのですが、いまのところいません。

今回のタイトルに「恍惚と寂寥」と書いたのはそのためです。まさにサウンドシャワーともいうべき恍惚の90分を堪能したあとにやってくる寂寥感は、一人で家路につかなければならない時に襲われます。

おそらく3000人ぐらいいたであろう観客の誰一人として、語りかけられる人がいない。いつも、どうにかならないものかと思いつつ、いつも同じことの繰り返し。

だったらファンクラブに入りゃいいのに、と思いつつ、自慢げに振る舞う人が多いだろうにと思うと、それも気が重い話で、ジレンマです。